TAMAのさん日記

日々雑感、トレーニング理論などを書きます

🏀データで見るNBA

NBAスリーポイントシュートが導入された
1979-1980シーズンから現在までのデータ推移を
まとめました



①得点
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やはり、1990年代と比べると、今は凄くハイスコア
…なんだけど
よく見ると、1980年代も今と変わらないくらいのスコアが出ている事がわかる

だから
現代バスケは昔と比べるとハイスコアだ、ではなくて
1990年代が特別にロースコアだった、という方が適切なのかもね?

でも、得点の手段は今と昔では随分違う

②2Pシュート確率
③3Pシュート確率

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得点数が伸びているから
さぞかしシュート率も伸びているのだと思ったら、実はそうでもない

3Pシュート率は1990年代後半からほぼ横ばい
2Pシュート率は1990年代にガクンと落ちた後
徐々に伸びてはいるが、全然伸び悩んでいる




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でもおかしな話だよね?
今や5割近く3ポイントシュートを入れるモンスターがいるのに
全体でみるとさほどシュート率は伸びていないし

またシュート率が伸びていないのに得点数は伸びている、といのも気にはなる


④PACE(攻撃回数指数)
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理由はふたつ考えられる
①とにかく、攻撃回数が増えているのと
②シュート率が良い選手の陰で、バカスカ外しまくる選手がいる

…て事

PACEとは攻撃回数の指数のひとつで
今のNBAはだいたいひと試合で、100回くらいの攻撃回数があると言われている

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PACEの推移と得点数の推移を併記してみた
かなりの相関がある様だ
攻撃回数が増えた要因は恐らくショットクロックやファウル基準といったルール改定の影響が大きいと言われている


つまり、今のNBAというか現代バスケットボールは、少し乱暴な言い方をすると

入るか入らねぇかはともかく、とりあえずシュート打ってこい
…て、時代


すると
シュートと同等に大切になって来るスキルが

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引用:【新装再編版】SLAMDUNK (C)井上雄彦 集英社

リバウンドだ

⑤オフェンスリバウンド
⑥ディフェンスリバウンド

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特にディフェンスリバウンドのニーズは年々高まっている
&オフェンスリバウンドは右肩下がりだ

(※そういえば最近、オフェンスリバウンドてあまり見ないね)

現代バスケットボールでは外れたシュートの処理が昔以上に大切なのだ