TAMAのさん日記

日々雑感、トレーニング理論などを書きます

🏀スペインの皆さんはむっちゃフックシュートが入るとですよ💧[オフェンス編]

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは2006年に日本で開催された世界選手権のときの

スペインのウオーミングアップ風景についてお話をします

 

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彼らは右側のレイアップシュートについては、ごくあたり前に入りますが

 

 

 

 

 

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 なんと!左側のレイアップシュートは全く入りません

 

冗談抜きで日本チームに例えると

地区予選レベルの中学生よりも入らない

( ゚Д゚)あれはびっくりした

 

 

…が、その代わり…

 

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ランニングステップ中に

右手に持ち替えたフックシュートの練習になると、ほぼ100%入ります

 

 

 

 

 

日本人の常識感覚だと

「🤔こんな打ち方より、普通に左手で打った方が入るんじゃねぇか?

と感じる人が多いかと思いますが

 

恐らくスペインの常識は

シュートは基本、利き手で打つもの

フックシュートは、ほぼ100%入るものだと思います

 

日本の常識は世界の非常識なのでしょう

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

相手がどんなに大きくても

ダンクシュートをはじめとしたパワープレーで挑んで来てくれれば

ファール覚悟で根性決めて守れば、少なくともシュートを阻止できる可能性はあります

 

 

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photo by wikimedia

しかしフックシュートはどんなに頑張ってもルール的にブロックショットができないケースが多いため

スペインのようなフックシュートが得意な集団に、ゴール下へ突入されまくると抑えようがない訳です(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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…したがって日本からしたら

・ボールを持った状態でゴール下に突入させない

・ゴール下にパスをださせない

 

そんな守備が必要になって来るので

 

 

 

 

 

 

 

 

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…だから前回紹介した「2-3マッチアップゾーン」

非常に効果が高い!という事になるのでうが

 

う~む?日本は(マッチアップゾーンを)やってくるでしょうか・・・

 

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photo by wikimedia

日本がマンツーマンを選択するならば

(※前回記事の内容と重複しますが)

スペイン側の起点となるリッキーを田中らがどれだけ抑え込めるかが

大きなポイントとなるでしょう

 

 

 

 

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photo by wikimedia

もっとも、「リッキーを一対一で抑え込む」というのは

作戦というよりも、希望・無謀に近い話ですから

 

現実路線としては世代交代に失敗しているフロントコート陣である

➀まずはマルク(ガソル弟)に詰め寄ってファウルトラブルを起こさせて

②そしてパウ(ガソル兄)の出場時間を伸ばして、終盤のスタミナ切れを狙う

…みたいな戦略も必要だと思います

 

まぁ、これも(無謀ではないけど)、希望に近い話ではありますが。。