TAMAのさん日記

日々雑感、トレーニング理論などを書きます

🏀朝からTVが『惨敗・惨敗』とうるせぇから、チョッと本気出して書いてみた(スロベニア戦総括)

 

 

 

 

 

 

 

🏀昨日(2021年7月29日)行われたスロベニア戦だが

 

 

www.fiba.basketball

 

あれだけの試合内容で惨敗呼ばわりされるのは日本バスケットボール界の将来にも悪いので、走り書きながら端的な総括を入れておく

 

 

これを読んでも納得いかない人は

今後はスポーツ新聞で結果だけ読んどきゃ良いんじゃないのか?

 

 

 

…皮肉はともかく

純粋に観戦を楽しむ皆さんはこれまで通りでいいけど

結果でしか判断できない関係者・指導者は、その資格がないとは思う

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1:ギャビン負傷は痛すぎた

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photo by wikimedia

元々リバウンドに課題がある日本がフロントコートの柱を失ったのは余りにも痛かった

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

ギャビンが抜けたあと均衡したゲームが持続できたのは、比江島・シェイファーら控えメンバーが喰らいついていたからだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

特に張本のプレーからは並々ならぬ決意を感じた

正直な所、代表に選抜されたこと自体に疑問を感じていた選手だっただけに

昨日のプレーには良い意味で驚かされた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2:渡辺雄太に頼りすぎた

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出場時間だけみれば雄太も八村も36分で、彼らの戦力を考えれば致し方ない出場時間ではあるが、運動量がまるで違う

 

 

八村の得点機会を増やすために献身的なプレーを続けた渡辺雄太へのリスペクトは忘れてはいけないが

36分出場した選手にそれを担わせざるを得なかった事が終盤の失速の最大要因となった

 

 

 

 

 【参考記事】

tamanoblg.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 まぁ端的に言うと…

😫4Q終盤の雄太がgdgd杉やろ💧

😥まぁギャビンがいなきゃあそうなるわな

…て感じだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ディフェンス戦略は完璧だったと言って良い

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参照:Slovenia v Japan boxscore - Tokyo 2020 Men's Olympic Basketball Tournament - 29 July - FIBA.basketball

 積極的にスイッチDFを仕掛け、ドンチッチが得意な左サイドでは絶対にフリーにさせなかった

 

 

 

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photo by wikimedia

ドンちゃんの3Pシュートを2本に抑え(前半はなんと0本)

 

リズムの狂ったぽっちゃり君は終盤にファウルトラブルを発生した

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このDFシステムはマンゾーンと呼ばれたり

あるいは

これこそが真のマッチアップディフェンスだと呼称する人もいるが…

 

 

 

 

 

youtu.be

 

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【完全版】SLAMDUNK (C)井上雄彦 集英社

要はジョーダンルールというか

牧紳一包囲網をアウトサイドで実施していたという訳だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【完全版】SLAMDUNK (C)井上雄彦 集英社

掟破りのタラレバ論を振り回すならば

(ノ_<)ギャビンさえ残っていれば、ドンちゃんがファウルトラブルを起こした後に、日本はスロベニアへ肉薄していただろう(涙)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直面の課題はペリメーター、将来的な課題はタフショット

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参照:Slovenia v Japan boxscore - Tokyo 2020 Men's Olympic Basketball Tournament - 29 July - FIBA.basketball

  日本のシュートセレクションはペリメーターシュートが多い

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

これはスコアリーダーのハチやんがペリメーターシュートを得意にしている為でもあるが

 

 

 

 

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photo by wikimedia

多くの日本選手のノーチャージエリアのシュートが悉くブロックされるため

やむなくペリメーターを選択しているせいでもある

 

 

 

 

 

 

ではここで皆さんへ命題(質問)を掲げたい

日本選手のゴール下シュートがブロックされまくるのは高さの為なのだろうか?

 

 

 

そんな事はないだろう、今回の日本選手の身長は高い

 

では何故、日本選手のゴール下シュートはブロックされまくるのだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

宣伝(おしらせ)

Facebookバスケットボール指導・技術向上のためのグループを作りました

 

 

仮称:バスケットボールの勉強会

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https://www.facebook.com/groups/2654010974893850/

 

 

🙂良かったらどうぞ!

 

たまの

 

 

 

 

 

🏀バスケットボール界のセカンドインパクト

 

 

 

 

 

 

 

サッカー界では三年前のロシアワールドカップ

トップ下≒司令塔という概念が壊滅した

 

 

 

【参考記事】

web.gekisaka.jp

 

 

 

 

 

 

 

今やサッカー界は、なまじ実際にプレーしている(していた)プレイヤーよりも

テレビゲームのサッカーゲームに傾倒する皆さんの方が戦術論についてはよほど詳しい

 

そんな経験者にはなかなか受け入れがたい現実

サッカー界には訪れている

 

 

 

 

 

 

 

僕はいま、今回の東京オリンピック

三年前のサッカーよりも遥かに凄まじいインパク

バスケットボール界に到来するのではないかと思っている

 

 

 

 

 

例えば、リードガード不要論

 

【参考記事】

tamanoblg.hatenablog.com

 

 

 

 

 

リードガード中心のゲームメイクしかわからない皆さんにとっては

にわかに受け入れがたい話だろうが

 

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photo by wikimedia

リードガードに従来のゲームメイク役を担わせないシステムは

勇太君がフェニックスに所属していた15年前以上から存在していた概念

このリードガードに対するニーズの格差が、田伏選手がNBAで長期契約を勝ち取れなかった要因だったのだ

 

 

 

 

これまでバスケットボール界で一定の地位にいた人のうち幾人かの皆さんは

僕の様な提言へ執拗に反発し、少しでも従来のスタイルを取り込もうと奔走するだろう

今の椅子にしがみつくだろう

 

それは人として自然な反応であり個人的には非難できないが…

 

 

「あの老いた聖者は森の中にいて、まだなにも聞いていないのだ。神が死んだということを」

 

ツァラトゥストラはかく語りき Friedrich Wilhelm Nietzsche

 

 

 

だが既に船底には浸水が進んでいる。

今のままでは仮に椅子は残っても、おそらく船は沈むだろう

そして船が沈めば椅子も沈む

それでは皆、困るのではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっとも、僕は今、とても大袈裟な話をしているだけかも知れない

未来の事は誰にもわからない

 

 

 

 

ここで船が残る確証が出来ないように

ここで船が沈むと断言する事もできないのも事実だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

…まぁ、この辺りの話は

コンテンツとして扱うならば楽しい話だが

議論が泥沼化しやすい話題でもある

できれば始めから核心に触れる事は避けたい

 

 

だから僕はまずは

比較的当たり障りの低い

個人技能についての解説から提案したいと思う

 

 

 

 

もっとも比較的!当たり障りが低いというだけで

こちらも結構インパクトのある話ではある

 

 

僕個人としては

バスケットボールでリフティングするくらい

比較的、素朴な話のつもりだけど

 

人によっては

バスケットボールを蹴っ飛ばすくらい

あってはならない話タブーな話、と、読み取られてしまうかも知れない

 

このあとの話はこの辺りの事を理解して頂いた上で読んで頂きたい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

では、僕がこれから紹介して行く

バスケットボールの個人技能とは何か?というと

 

youtu.be

それはフェイダウェイシュート

 

恐らく今の日本は

 

フェイダウェイシュートは打ってはいけない悪いシュートの時代

のままで

 

でも現代バスケットは

既に

フェイダウェイシュートが打てると有利な時代

を通過して

 

今は

フェイダウェイシュートが止められないと勝てない時代

に突入している

 

そして恐らくはもうじき

 

フェイダウェイシュートが当然化する時代

が訪れると思っている

 

 

 

 

 

 

 

 

…という訳で

この僕の予測を元に

正しいフェイダウェイシュートの打ち方について

シリーズで紹介して行きたいと思っている

 

 

 

 

 

🏀スロベニアにリッキーはいない、が!ドンチッチがいる【スペイン戦総括:スロベニア戦展望】

 

 

 

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photo by wikimedia

昨日(2021年7月26日)のスペイン戦だけどさ

(;´Д`)いやー凄かったねリッキー

凄いのは知ってたけど

あすこまで出来るならちゃんと言っといて貰わんと困るわ(笑)

 

 

 

 

 

【参考記事】

tamanoblg.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

リッキーの出場時間は短かったけど、決して日本を侮っていた訳じゃあなくて(まぁ格下扱いではあったが)

 

スペインはガソル世代が偉大過ぎて、完全に世代交代に失敗している

リスク背負ってでも若手を使って、大会で成長しないと金メダルは取れないと悟っているのだろう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、気持ち切り替えてスロベニア戦だけど

 

【参考記事】

basket-count.com

 

 まぁ、今更ドンチッチで騒ぐことはない

 

 

ドンチッチFIFAも絶賛する(…ん?)スーパープレイヤーだ(笑) 

 

 

 

( ノД`)改めて今回の日本代表はトンデモねー山に入ってるなぁ、と嘆くばかりさ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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【完全版】SLAMDUNK (C)井上雄彦 集英社

戦略も牧紳一大作戦」しかないよ

問題は誰がドンチッチにマッチアップするかだけだ

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

僕はドンチッチ馬場ちゃん雄太に任せるしかないと思う

田中・富樫はどうだろう?フェイダウェイ気味の3Pがあれだけ入ると

スピードだけでは太刀打ちできないのではないだろうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いずれにしても僕から出来るアドバイスはただ一つ…

( *`ω´)/ ハンズアップだ(笑)

 

 

 

【参考記事】

tamanoblg.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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攻撃に関してだけど

 

スロベニアのフロントコート、特に、エースセンターのマイクトビーは制空権は圧倒的だが

フットワークにかなり課題がありそう

※おそらく、ショーディフェンスはできない

だから日本の従来のシステムであるストレッチ4よりも、センターもアウトサイドに広げるストレッチ5(オールアウト)が効くんじゃないかと思う

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

ストレッチ5を仕掛ける際のセンターポジションのプレーだが

ギャビンは問題ない、問題はシェイファー

 

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photo by wikimedia

( *`ω´)どうもこの関西人は自分が上手いと勘違いしている気配がある

スペイン戦でも面白いエアボールをかまして得点より笑いを取る事に成功したが

問題はその後、ビビッてシュートローテーションから外れるプレーに専念し始めた事

 

 

 

心配しなくてもスロベニア戦では

外角のセンター付近くらいにしかまともなフリーは発生しないだろうし

ギャビン以外のセンタープレイヤーはシェイファーしか考えられないし

下手なんだから得点より笑いの方が取れるのも仕方がない

 

上手かろうが、下手だろうが、根性決めて打つしかないんだよ

 

 

 

 

 

 

 

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またドンチッチのいない時間限定となるだろうが

フロントコートの守備が出来る馬場ちゃん・金丸を据えたスモールラインナップを敷き

この時間帯のDFはゾーンで凌ぐというのもひとつの選択肢だとは思える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

それにしても、どうも日本代表は前回世界選手権のノビツキー然り

ダラスのシューターとご縁があるみたいだ

 

 

 

 

これはきっと(かつてサマーリーグでカットされた)勇太君の雪辱を晴らすための戦いでもあるのだろう

 

 

 

 

 

 

知らんけど

 

 

 

 

 

 

🏀スペイン代表ってそんなに強いの?[選手紹介]

🏀いよいよオリンピックが始まるので

初戦で対戦するスペインについてまとめてみました

 

 

 

 

選手について

 

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photo by wikimedia

リッキー・ルビオRicky Rubio/Ricard Rubio i Vives)

1990年10月21日生(30歳)

身長192cm (6 ft 4 in)

PG

 

 

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photo by wikimedia

中学二年(14歳)でプロデビュー

高校二年(17歳)でスペイン代表入り

 

 

 

 

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2008年北京オリンピックではアメリカに惜敗したもののジェイソンキッドを封殺

 

 

 

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21歳でNBAデビュー
現在はデビュー当時所属していたミネソタ・ティンバーウルブズに所属

 

 

 

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photo by wikimedia

得点力が若干低いのが弱点ですが

途轍もなくパス能力とDF能力が高いのでOKな選手です※

(※何がOKなのかは不明)

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

日本人に例えると「デカい(田臥)勇太くん」と思って頂ければ良いと思いますが

 

 

 

もっと簡単に言うと

わかりやすく天才です

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

…ただマジでヒゲがキモいんで早く何とかした方がいいです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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photo by wikimedia

パウ・ガソル(Pau Gasol/Pau Gasol i Sáez)

1980年7月6日生(41歳)

身長 213cm (7 ft 0 in)

PF/C

 

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photo by wikimedia

パウガソルについてはLAレイカーズ時代に優勝した頃の記憶が鮮明な方が多いかもしれませんが

地元スペインではその遥か以前から英雄でした

 

 

 

 

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天才バカボン (C)赤塚不二夫 小学館あぶさん (C)水島新司 小学館 

41歳のバカボンパパ世代で代表入りするという、ほぼ「あぶさん」状態の選手ではありますが

 

(残念ながら)直前の壮行試合を見る限りは普通に動けていたので

日本は何も心配する事はありません(涙)

 

 

 

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photo by wikimedia

ちなみに、パウガソルにはマルク・ガソル(Marc Gasol/Marc Gasol i Sáez)という4つ下の弟がいます

彼も(※お兄さん程ではないですが)有名な選手で、バスケット界ではガソル兄弟と呼ばれる事が多いです

 

 

 

 

 

 

残念ながらマルク選手は今回スペイン代表には選出されませんでしたが

そのかわりマルク・ガソル同姓同名太ったオッさんが選出されていますので(笑)

彼をマルクだと思って観戦したいと思いますw

 

※戦術の紹介は次回記載します
 

 

 

 

 

🏀🇧🇪ベルギー戦が圧勝過ぎてワロタ&オリンピックが不安な人へ(2021/07/16ベルギー戦総括)

昨日のベルギー戦な(敬称略)
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ワンサイドゲームだったせいもあって、とんでもねースタッツ出たね
※3P48%て「テメぇら人間じゃねぇ」レベルやでw

でもまぁどうなんだろうな?


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Photo by Wikimedia

確かに雄太もハッチーもババちゃんも凄かったけどさ

全体的に見て思ったのは

①メンバーが12人いると楽(😀雄太が立ってても平気)
②沖縄の3戦は単純にバテてた

…かな?

😓この辺のレベル相手にして、主力抜きで10人で挑むなんて無茶だったんだよ
😕怪我人が出なかったから良かったけど、今後は考えた方が良いよマジで





🤔…でまぁ試合内容についてははっきり言って ここまで一方的だとよくわからん
クリスも言ってたけどゾーンディフェンスもしなかったしな

それより(結果より内容の方が大切な試合だった訳だから)ここまで一方的な試合だったにも関わらず渡辺飛勇の出場時間がゼロだった事の方がよほど気がかりだ

※切り札か








さて、次のフランス戦からオリンピック本戦にかけて、いよいよランキング上位のチームとの対戦が続くんだけど
各国との差が一体どのくらいのあるのか?ここで客観的に状況を把握したいと思う🇫🇷🇪🇸🇸🇮🇦🇷

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↑…コレが今回のオリンピック出場国のFIBAランキングで、日本の順位はブッチ切りの42位

こうやってみると確かに、かなーり大変なポジションにはいるよね 苦笑

…でもさ

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↑コレはロシアワールド杯当時のFIFAランキングで、日本は61位、ロシアは70位からジャイアントキリングを起こしたんだぜ?※
(※ロシアについては色々言いたい事がある人もいるだろうけど、シカトしますw)


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Photo by Wikimedia

🏀確かに今回の日本代表はとんでもねぇブロックに入ってはいるけどさ

だからといってロクに解析も出来ずに駄目だダメだと騒ぐだけの連中なんて、むしろそういうヤツらが駄目なんだから相手にしない方が良いよ

✌️次戦のフランス戦で通用する戦術が一体何か?そこがポイントになると思うよ





🏀全く本文では触れてないがとりあえずワタナベは座ってろ!(【16日開催】バスケ日本代表/埼玉ラウンドに向けて②)

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↑これ、フィンランド戦のスタッツなんだけど

😅いやー相変わらず3P入るわ全日本、マジで凄いよ

ただ問題は、中で点が取れてない事リバウンドだね
特にオフェンスリバウンドを取られ過ぎているから、そこをどうにかしたい所だ




まぁそういう訳で
①ゾーンディフェンスでリバウンドを拡充して
②リバウンドからの速攻でインサイドの得点を補填する…というパターンしかないと思うんで
(以前に触れたけど)今回もゾーンディフェンスを中心とした記事を書きたいと思う



【良かった点】ディフェンスシステムの共有化
今の日本代表は
・シュートが入ったら、その後のディフェンスはゾーンディフェンス
・シュートが入らなければ、マンツーマンディフェンス
という、「カウントゾーン」というシステムを採用するシーンが多いのだけれど

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🇫🇮フィンランド戦では、雄太やタナーカーがディフェンスに入る前に、大きな声で次のディフェンスシステムを確認していた

沖縄ラウンドでのベルギー戦では、ある選手がマンツーマンとゾーンを間違えるという、あってはならないミスを犯していた、この対策は非常に良かったと思う

こういった地味だけど、大切な作業は是非継続して欲しい





ちなみに、マンツーマンとゾーンを間違えたスットコドッコイとは誰かと言うと、ここでは敢えて言わないで置きたい








…まぁ、敢えて誰かとは言わないでおくが…









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まぁ、シェイファーだけどなw






とりあえずあのソース顔の関西人はノッてるとどこまでも凄いが、集中力切れた途端にアカん感じになるから、ゲーム中は廻りでしっかり盛り立てて行く※監視するとも言う)必要がある



【課題】マッチアップゾーン対策

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こないだも書いた通り、日本の2-3ゾーンは前2人が思い切り前に出てマッチアップして、後ろ3枚が下がっている
その為、中央と、あとウイングに大きな穴が空く




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これに対して中央の穴に対してはギャビンが、ウイングの穴に対しては前2人が下がり、2-1-2ゾーンの様な形にシフトして守る事が多いのだけど、これでは後手に廻り易いので相手にプレッシャーがかかりにくい





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やはりここは、後ろ3枚を勇気を出して前に張らせて、中盤のスペースを埋めるしかないと思うんだよね






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そりゃあ、ゴール下をガラ空きにする訳だから怖いけどさ💧




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でもこれならペイント中央にもウイングにプレスをかけ続けられる







※視聴者からの素朴な疑問
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※担当者からの明確な回答
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…まぁ、お約束のノッポさんパワハラトークはともかくとしてw、この戦略が2-3でマッチアップゾーンをする際の世界基準だと思うし
スペイン・アルゼンチンと本気でやりあうつもりならば、ここまでする必要はあると思うんだよね



【思わぬ収穫】スモールラインナップ
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フィンランド戦での収穫のひとつが、4Q終盤に雄太がベンチに下がったあと図らずともスモールラインナップ※(※小柄・若しくはバックコートプレイヤー中心のメンバー構成の事)になっちゃったんだけど
この時間帯で(ディフェンスを高い位置で維持出来ていたために)ディフェンスから勢いを付けて10点差を追いつけた事だ







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ビデオを撮っていた皆さんは是非確認して貰いたいのだけど、雄太が下がった後のウイングの金丸のディフェンスは素晴らしかった
3Pばかりが評価されがちだが、あの時間帯の金丸のディフェンスこそが、日本代表の道標(どうひょう)になる、と僕は思う





🏀🇧🇪【今夜開催】ベルギー戦の見どころをサクサクっとまとめてみた

今夜(7/9 19:30 )開催する
バスケットボール日本代表vsベルギー代表の見所をまとめてみた(敬称略)

ポイント①渡辺雄太
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【流川のテクニックと魚住のサイズをそなえ持つワガママバディな男】
前戦のハンガリー戦での25得点は圧巻だった
今夜もきっと炸裂してくれるだろう



ポイント②バックコートのスタメン争い

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photo by wikimedia

1イン4アウト布陣でバックコートにあたる2ポジション争いについてだが
今のところは田中・馬場が一歩リードしている感があるものの、控えメンバーとの差は殆どないとも見ている

メンバーらが今日の試合を含め、本戦迄の数試合でどれだけアピール出来るのか?

注目したい




ポイント③プレスディフェンス
ハンガリー戦での良かった点として、ボールへのプレスが凄く効いていた点を評価している
※ノーマークのシュートは殆ど無かったのではないだろうか?

今夜の試合でも、引き続きタイトなディフェンスを期待する


逆にハンガリー戦での課題として挙げたいのは
速攻時の、特にフィニッシュの精度だ

スチール・リバウンドからトランジションまでについてはかなり洗練されているように思えたが、フィニッシュでのコンビネーションに不安定さを感じる
ハンガリー戦からの2日間でどのくらい修正が達成されたかを見て行きたい


ゴール下シュート
ベルギーは大型選手が多い
フロントコート陣の3人ならば、力づくで押し込む事も可能だろうが、それではスペイン・アルゼンチン相手に通用するとは到底思えない。

大柄なベルギーディフェンスを相手に
ゴール下で匠(たくみ)にディフェンスをかわしシュートをねじ込む為に必要な
ステップワーク・ボディバランス・イマジネーションがどのくらい発揮されるのかが
今夜の重要なポイントとなるだろう





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