🏀⚽️⚾️日本の高校部活動の現状
その1
🏀例えばバスケなら、ベンチに入れるのは12人なので
100名部員がいる高校のバスケ部なら
88名はベンチに入れない
そんなマンモス高校へ本気で試合に出るつもりで入学して来る連中はせいぜい1/3
せいぜい30名程度だろう
残りの70名は、試合に出る事以外の目的連中さ
圧倒的に多いのは
“教職員志望で卒後、教育学部系の大学の推薦を得やすい環境に進学したい”
“教師になれなくても、就職に有利な大学に進学したい”
だ
その2
誰しもがプロになれる訳ではないから
大学進学目的で高校を選ぶ事は決して間違いではない
問題は選抜基準だ
日本の大学推薦は高校側の監督がかなりの推薦枠を保有しているから
「全国大会に行った高校、のベンチ入りしすらしなかった選手」にも恩恵がある
例えば高校時代に活躍したA君を欲しがるB大学があったとする
日本の場合だと
B大学はA君と交渉はしないで、A君の所属する高校のC監督と交渉する
C監督は、A君をB大学に推薦する代わりに、試合機会は無かったけど、頑張っていた(監督の言う事をよく聞いていた)D君もB大学で採るようにと交渉をする
…なんて事が、ごく当たり前に行われている
だから、生徒選手らには推薦先の選択権はほぼないんだ
その2
アメリカの大学推薦は大学側のスカウトでほぼ決まる
そらま、高校側にも挨拶は行くさ
だが、日本のように高校側が選択するなんてのは、ちょっとナンセンスだ
だから生徒選手側も、試合に出れない高校へ行っても、日本のような恩恵は期待できない
情報提供を頂きました
👆前回記事「質問」を投稿したら
事情に明るい匿名投稿者(Nさんとします)から返信を頂きました
※事前に前回記事をお読みください
[目次]
Nさんからの返信内容
Nさんから伺った情報をまとめます
⑴A君について
退部処分となったA君は素行が悪いが実力があるため
元監督は何としても部に戻したいと考えています
なお11月*1には
元監督推薦でA君は某Jリーグチームの練習会へ出席しています
⑵いじめについて
またA君はいじめ加害者でもある事から、11月*2に、学校職員・A君と母親・相手側生徒(以降B君)の父親とで面談が行われています
B君の名誉のため付け加えますが
B君はA君に屈していた訳ではなく
此方から手を出さないと決めていたので、仕返をしなかっただけです
⑶弁護士について
前回記事で登場する弁護士とは、元監督が雇用する弁護士だと思われます
元監督は当時キャプテンだったMさんの息子さんと弁護士を
1対1で面談させました
私(Nさん)には何故そのような行為を行ったのか、理解不明でした
この様なお話を伺えました
私の見解
今回のNさんからのお話と前回記事から連なるMさんのお話から
私なりの見解をまとめます
ハラスメント(いじめ)定義の難しさについて
⑴被害者が加害者である事例が少なくないハラスメント問題
私が知っている
いじめ・ハラスメント被害(以降ハラスメント)問題について
最も陰湿だったのは事例は
下記の仮名Xさんの事例です
Xさんは同じクラスのYさんから
当番を押し付けられ無理矢理掃除をやらされたり
消しゴムや鉛筆を隠されたりと
ハラスメントを受け続けており
ある日それを教師に訴えた
クラスメートの多くもXさんの意見を支持した
しかし担任教師が調査した所
掃除当番については
Xさんを中心としてクラス内に構成されていた
逆ハラスメントグループによって
Yさんにだけ当番の伝達が滞るように仕向けられていたため
Yさんはそもそも当番がある事を知らされていなかった
また消しゴムや鉛筆の盗難疑惑についても、少なくともYさんの仕業でない(Xさんの狂言である可能性が高い)と判明した
双方の保護者とも、我が子が噓をついているとは信じたくはない訳で
こういった事例で間に入る教職員には極めて高度なコンセンサス能力が求められます
⑵ハラスメントとユーモアの線引きの難しさ
いじめた方の弁明としてもはや定番と言って良いのが
- 冗談・遊びのつもりだった
- いじめている自覚はなかった
という向上だと思いますが
特に、日本で言う所のハラスメントとは…
- 冗談、即ちユーモア
- 或いは親切
に該当する概念が非常に多く含まれるため
この線引きは極めて難しい
実体験をひとつ挙げます
私(筆者)は学生時代
電車の到着を待っている最中に
級友から線路に突き落とされた事があります
👆これだけを読むと
いじめ・ハラスメントどころの騒ぎではなく
殺人未遂として告訴しても良い話だと思いますが
私を突き落とした友人は
私に体術の心得があって、ホーム(低床)から線路に落ちたくらいで怪我をする事がない事や
また次の列車が来る迄に相当な時間があった事も理解した上で
この「ハードないたずら」を実施している事は理解していましたので
その場で怒りはしたものの、この件をそれ以上引きずる事はしませんでした
※勿論、別の機会にこのやり返しはさせて頂きましたが(笑)(線路には突き落としていません)
この様に「いじめ・ハラスメント」と「キツめのユーモア」とは、当人同士の信頼性によって随分と変わるので、第三者からの判断が難しい側面があると思われます
今回の事例について
概要
さて今回のA君の事例ですが
Mさんの息子さんやB君にとっては
さぞかし苦痛だったと思いますので同情いたします
従って必要だと思われる対応を取られる事を否定はしませんが
ここまで入手した情報ですと
A君、またはA君らにとっては
- ハードなユーモア
- むしろB君らにやり返して来て欲しかった
と考えていた可能性も私には否定できません
このケースでの明確な正解はないと思います
ただ間違いないのは
間に入る教職員には高度な対応が要求されるという事です
元監督について
別情報から伝え聞いたのですが
A君が再入部を望むにあたり
元監督がA君に対して、随分と酷い言葉をかけて
それを拒んだと聞いていましたので心配していたのですが
今回のNさんのお話しから
Jクラブの練習会に参加させるなど
彼へのバックアップサポーㇳは続けていると伺え他事ながら幾分安堵しました
尚、この際にA君の競技能力は関係ありません
弁護士介入について
弁護士を介入させて
Mさんのご子息と面談させた行為についてですが
私としても
この行為の真意は察せ切れない部分はありますものの
ただ、ここまでの情報から推測するに
今回のケースでは中立的な立場に立った仲裁者が存在しないと
埒(らち)が開かない話だろうとは感じておりましたので
もしかしたら
才能あるもまだ若く発展途上な元監督は
彼なりに考え抜いた末に、仲裁者として
弁護士を招聘したのかも知れないと感じています
質問
A君について➀
今年3月、退部になった元部員(A君とします)についてお伺いします
あなた(以降Mさんとお呼びします)のお話を伺うに
A君とA君の保護者は
「例え裁判になったとしても、部に戻りたいと望んでいた」という事ですね?
素朴な疑問なのですが
当時の全部員の総意で再入部を拒むほど疎まれていたA君が
仮に部に戻って来れても、彼の居場所はない気がしたのですが?
皆さんの部活動は極一般的なそれとはかけ離れている部分は多いとは思いますが
私の感覚としてはA君の復部への意欲がとても不思議に思えました。
弁護士について
Mさんのご子息が1対1で話し合いをしたという弁護士ですが
文脈的にはA君(A君の保護者)が雇用された弁護士であると読み取らせて頂きましたが
それで合っているでしょうか?
例えばJ1ユース所属選手の保護者の中には
(クラブ通いに便利なように)クラブハウスの近隣に
家族総出で引っ越して来るという強者もいるとも聞きますので
A君の再入部にかける意欲に強いものがあれば
そういった選択もあるのかもしれないとも思ってはいますが
これも先の質問と同じく
庶民の感覚ではなかなか信じ難い部分はあります
元監督について
もしA君と保護者さんが
弁護士を雇用してまでも再入部に対して意欲を持たれていたら
(私が察するにですが)元監督の立場としては
かなり大変だったのではないかと思えるのですが
Mさん的には
この点について元監督に対する情状酌量の余地などは
お感じにはなりませんでしょうか?
A君について②
これは質問というより、確認なのですが…
私が読み取る限り
A君やA君の保護者さんの再入部に対する意欲は並大抵のものではないと思えます
部員の皆さんはそれを総出で拒み
また今回のMさんの投稿で その状況はほぼ全国的に拡散されました
サッカー関係者の中では既にA君が誰か特定されていると思われます
かねてよりMさんは ご子息を危険な状態に落とし込んだ事を悔やみ
ご子息のような被害の再発を目指して
今回のような発信をしていらっしゃると拝読させていただいておりますが
Mさんの今回の発信によって
A君のJリーグクラブのオファーや大学推薦の路が途絶え
その事でA君が失意の中、早まった考えに走るかもしれない事は
決して大袈裟な憶測ではないと思うのです
非常に繊細な内容なので補足しますが
私は物理的な暴力が認められない現代社会に於いては
欧米諸国と同様に、言葉の暴力はある程度は認められるべきだと考えています
従って、Mさんが最愛のお子さんの名誉を守るため、またご子息のような被害を繰り返さないためにとA君の将来を潰される可能性がある発言をもしされても、日本国憲法19条、表現の自由を以てそれを断固尊重します
またこの私の発言で、Mさんから悪く思われてしまう可能性があり得る事も甘んじて受け入れなくてはならないとも思っています
私としては、今回のMさんの発信が相当なエネルギーを持っている事を
Mさんや、そしてこれを読んでいるMさんを支持される多くの皆さんがご自覚していらっしゃのかを確認したく
本項を書き綴らせて頂きました
🏀⚽️部活動の保護者負担問題について
- コーチへのお茶汲み
- 選手児童の送迎
- ユニフォーム代などの出資
など
SNSで部活動やミニバスの保護者負担に関する相談がよく上がりますが
これに関しては、既に一定の結論が出ていると判断しています
本気で相談者の解決を目指すならば
- まずは、現クラブに対して保護者負担削減に向けた声を上げてみても良いと思います
- しかし、声を上げる事が叶わないと判断された場合は、早々に保護者負担のないクラブへ移籍される事が最善の選択だと思われます
- ご自身でチームを立ち上げてみても宜しいとも思います、保護者参加が望めないチーム運営の大変さもご共有頂けると思います
- またスポーツクラブ主催の有償のチーム、スクールなどもあります、ただし有償クラブですからそれなりにお金はかかります。
- 保護者負担が少ないクラブが近隣に無い場合でも、もしお子さんに突出した才能があれば、ユースチームや国などで様々な補助をしてくれる場合がありますので、お問い合わせしてみてください
- お子さんがごく一般的な競技レベルであった場合、現行の社会状態では成す術がありません。
はっきり言って、これが今の現実です
🗽アメリカなどでは、エンジョイ目的のチームの為のリーグと競技志向の高いチームの為のリーグとが明確に分かれていますが、日本ではその様な体制が整備されているとは言えない状況です
この様な回答をすると、冷たいとか薄情とか言われがちですが、中途半端なアドバイスで承認欲求を満たすSNS界隈の自称指導者(?)よりは余程誠実な回答だと思います※
本件に関するアドバイス?では、アドバイスがアドバイスでなく、自慢話でしかない(しかも信憑性が低い)ケースが非常に多く、それでは何のアドバイスにならないばかりか、返って厄災が大きいです
アドバイスをされる方はきちんと質問者の意図を読解できる人だけにしましょう
ちなみにこの保護者負担問題を鉄板ネタにしているのが、とんねるずの木梨憲武さんです
⚽️木梨さんは帝京高校サッカー部時代に全国大会へ出場しているのですが、自分より上手な選手が沢山いたのに、何故自分がメンバーに入れたのかが不思議であったため
卒業後、監督に
自分がベンチ入りできた理由を質問されたのだそうです
すると…
木梨、お前がベンチに入れたのは、お母さんのお陰だ
(🚲木梨さんの実家は学校近くで自営業をしていたので)お前のお母さんは、毎回の練習に足しげく通ってくれて、お前だけでなく、他の選手の面倒や、お弁当の準備までして下さった
そんなお母さんの息子を、メンバーから外せる訳がないじゃないか
とご回答されて、凄いショックを受けたのだそうです(笑)
⚽️本当のコアサポーターのために
ちょっと古いデータですが
2015年のJリーグ各クラブのスタジアム収益の表です
これをみると2015年のレイソルは、客単価順位は3位と好位置にもかかわらず、観客数は22位、入場料収入は14位とかなり低位です
(多少の違いはありますが)現在のレイソルもだいたいこの様な位置にいます
レイソル最大の弱点「スタジアム収益」
この様にデータ化してみると
柏レイソルはスタジアム規模の小ささが収益にモロに影響している事がわかります
今後、鹿島や南葛にビックスタジアムが出来れば、この格差が更に広がる事は必至であり
収益の高いクラブに能力の高い選手が集まり、相対的にそうでないクラブは今後一層苦境に立たされると思われます
それでも柏スタジアムを愛する
従って、今後J1定着〜海外進出を本気で望むならば、収益増加のためスタジアム規模の拡大に関する議論が避けられないのですが
近隣住民への影響を考えると、日立台でのこれ以上の規模拡大は不可能ですし
そして何より、柏スタジアムの雰囲気を好ましく思う層は、レイソルサポーターだけでなく、リーグ全体にも多くいると思います
柏レイソルは今、非常に難しい立ち位置でクラブ運営を切り盛りしているのです
今後のレイソルについて
今後、レイソルはどんどんと窮地に立たされます
その殆どの要因は、選手のせいでも監督のせいでもなく
自主的な収益性の低さのためです
いわゆるコアサポーターに訴えたいこと
コアなサポーターの皆さんが、納得のいかないプレーや人事を批判される事を否定はしませんが
そういった声を発せられる前に、少し考えてみて欲しいのです
「もし選手・監督の更迭を望むならば、では代わりに誰を推すの?」かを
かつてベルマーレが
当時監督だった曺さんをパワハラ(?)で更迭した事がありますが
その当時、「曺さんでなければ誰が監督なら良いのか?」と声を発したところ
「クロップに来て欲しい」と比較的ガチに言った人がいます
しかし
ベルマーレの“年間予算”は約24億円で
クロップの“年俸”は約28億円です(※クロップが指揮するリバプールの年間収益は約970億円です)
クラブの年間予算を凌ぐ給金を選手スタッフへ支払う事は出来ません
ベルマーレもレイソルも、リバプールやマンUの様な年間1000億近くの予算があるチームではないのですから
無闇やたらに選手監督を取り替えていたら、一時的な活性化は出来ても、地力を失ってしまいます
⚽️来季(2024年)のレイソル編成を考える
少し早いかもだけど
2024年のレイソル編成について考えみたい
2023年度のおさらい
始めに2023年度のおさらいから
2023開幕時のレイソルさん
2023年開幕当初のレイソルは
433(4141)から
攻撃時は343に可変する
超攻撃的なシステムを採用していたのだけど…
超攻撃的過ぎて守備がザルという
ちょっとガチで笑えない状況が続いた
3月頃のレイソルさん
慌てて3月に入った辺りから
昨年の3バック〜5バック気味のシステムに戻したのだが
DFライン総入れ替えした影響もあって全然うまくいかず
その後、紆余曲折を辿りながら
現在の
442〜4231布陣に至った
現在のレイソルさん
2024年に向けた課題
①サイドバック問題
当初構想だった433⇆343可変システムが
機能しなかった問題のひとつは
ウイングバック適性の高い選手であった事にあるだろう
特に三丸と川口
2人ともこの一年でかなりサイドバック適性が上がっては来たが
来季に向けて本職のサイドバックを補強すべきか
関根をはじめ若手SBの成長に期待するのか?
ここは大きな争点となるだろう
②フォワード問題
どうすんだフロート問題
開幕時の構想破綻で一番被害を被ったのが
フロートだと思う
たぶん彼は
- 3トップで
- そんなに守備負担がない
- カウンター主体のチーム
この条件で凄い威力を発揮する
そして開幕時のレイソルは
そんなチーム構想だったのだろう
どうすんだフロートさん
はっきり言うが彼のためにもクラブのためにも
フロートは放出すべきだ
そらまぁ加入して1年目だから
まだまだわからない部分はありましょうが
彼の場合、年俸1億3000万取っているのでコスパ的に相当厳しい
だからもし彼が8000万円くらいで再契約してくれるならば、クラブ的にはウェルカムだろうが
キチンとフィットするチームにいけば楽勝で1億以上の仕事できる選手を無理に繋ぎ止めるのも??ではある
やはりここは杉本でしょう
とはいえ、来季には細谷の海外移籍がほぼ確定の現状ですからFWの補強は必須の課題ではある
そこで
- 得点力はいらない
- 守備とボールキープをしっかりして欲しい
- そしてお値段控えめ
👆この様なFWが来季のレイソルには必要となるだろう
つまり
そこで杉本さん
はいそうです!杉本健勇こそが来季のレイソルには必要なのです※
※異論は認めます
ジュビロ時代の健勇は「決定力不足だ」「期待外れだ」と散々叩かれていたが
申し訳ないがジュビロの皆さんは杉本の一体何に期待していたのか?
杉本本人がストライカーだと吹聴した所で彼奴に点が取れる訳ないのです
彼奴は口先番長でエエ格好しいの
“ザ・ポストプレイヤー”なのですから📮
真面目な話、今のところレンタル先のマリノスでもパッとした活躍はしていない様だし
彼を取りに行くのは結構良い手ではないかと思う