🏀『まるで万里の長城』中国の切り札「1-1-3マッチアップゾーンディフェンス」について【2021アジア大会予選総括】
こないだのアジア大会予選だけど
厳しい戦いとなった中国戦に注目して総括してみた
まずは日本側のスタッツについて
中国相手に
3ポイントシュート率40%はマジでビビった💧
PPS(期待値)が1.2という
NBAでのゴール下シュート並みの数字が出ているから
もし攻撃回数が65回あったら
机上論ながら65x1.2で、78点取れる計算となる
まぁ、これだけモンスターな数字が出ると
「全シュートをスリーポイントで」という
クレイジーな戦略もつい頭をよぎってしまうよね
また特に2戦目は4Q中盤までずっと日本がリードしていたから
「😳もしかしたら、このまま勝てるかも!!」…とか一瞬期待してしまった
🃏でも中国には切り札があった
「1-1-3マッチアップゾーンシステム」だ
🤔報道では「1-3-1ゾーンだった」て意見が多いけどさ
🤔センター(ハイポスト付近のDF)の動きを見るに1-1-3だったと思うけど?
🤔どうだろうか?
いずれにしてもあれは只のゾーンではない
マンツーマンディフェンスとゾーンディフェンスのハイブリッド型(マッチアップゾーン)で
恐らくこの後開催される五輪最終予選の為の
切り札だったのだろう(だからギリギリまで使わなかった)
あの試合で日本が勝っちまったら(中国側が敗戦したら)ヘタすりゃ中国コーチ陣は全員カットだっただろうからな
切り札を切るしか無かったのだろう
😎知らんけど
1-1-3マッチアップゾーンでは
・基本的にボール所持者をマンツーマンで守って
・後ろの3~4人がゾーンを敷く
日本は中央からPickup&Rollを選択したプレーが多かったから、中国の前の二人はマンツーマンでショー(ショ―ディフェンス)を仕掛けていたね
1-1-3ゾーンはウイングポジションが空くのだけど
逆に言えばオフェンスがウイングを狙うのはミエミエなので、パスが出そうなタイミングでサイドDFか中央のDFがゾーンから外れてマンツーマンに移行し、前のDFはゾーンに吸収される
(※だから1-3-1ゾーンに見えた人もいたのだろうと思う)
正に「万里の長城」を彷彿する鉄壁さだったな。
(ヾノ・∀・`)いやー、しかしアレはどうやって攻めりゃ良いのだ?
(ヾノ・∀・`)🐝ベースラインに落ちたくても、コーナーで止まっちまったらハチの巣やからな(※それは困る)
(ヾノ・∀・`)最初からマッチアップされていたら、ボロ負けやったんと違うか?
😎知らんけど(part2)
世界の壁は厚いな