🏀レイアップの教え方:その②
今回はアンダーハンドレイアップ(以降レイアップ)でのリリースについて
①
レイアップする際、キャッチ時(ドリブルを止めた瞬間・或いはパスを貰った直後)に手をボールの下に廻してから腕を伸ばすプレイヤーは初心者でよく見かける
ティアドロップシュートの様な強いトップスピンをかける必要があるシュートではこの様な腕の動きをするけど
これでは高い跳躍が望めず、また手元でブロックされやすいので一般的ではない
②
だから一般的なレイアップでは、キャッチ時はボールの側面を保持し、腕を伸ばしながら手をボールの下に据える
腕にスパイラルがかかるため一見ボールにスピンがかかりそうだが、実際にはこの方がスピンは抑えられるて、跳躍力も上げやすい
またレイアップ動作中にディフェンスされても、即座にパスやドリブルへ切り替え易いので、より実戦的でもある
③
その他に、腕にスパイラルをかけずにレイアップするパターンもある
これは
⑴下半身の筋力を最大限に活用してレイアップしたい場合
⑵逆に、上半身主体の動きでボールに強いサイドスピンかけたい場合
…に、使用される
④
次に、リリース時の掌(てのひら)の動きについて解説する
⑤
ボールにトップスピンをかけたい場合や、片手でバスケットボールを把握できるくらい手が大きい選手ならば、人差し指と中指の中心がゴールへ向く様にリリースする事を推奨する。
⑥
片手でのバスケットボール保持が困難で、かつスピン量を抑えたレイアップがしたい場合は…
「親指」と「人差し指と中指の中央」の2点を結んだ線(イラストではグリーンの線)の垂直二等分線(水色の矢印)がゴールに向く様にリリースするとスピン量を抑える事ができる。