TAMAのさん日記

日々雑感、トレーニング理論などを書きます

🏀レイアップの教え方:その②

今回はアンダーハンドレイアップ(以降レイアップ)でのリリースについて

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レイアップする際、キャッチ時(ドリブルを止めた瞬間・或いはパスを貰った直後)に手をボールの下に廻してから腕を伸ばすプレイヤーは初心者でよく見かける

ティアドロップシュートの様な強いトップスピンをかける必要があるシュートではこの様な腕の動きをするけど

これでは高い跳躍が望めず、また手元でブロックされやすいので一般的ではない

 

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だから一般的なレイアップでは、キャッチ時はボールの側面を保持し腕を伸ばしながら手をボールの下に据える

腕にスパイラルがかかるため一見ボールにスピンがかかりそうだが、実際にはこの方がスピンは抑えられるて、跳躍力も上げやすい

またレイアップ動作中にディフェンスされても即座にパスやドリブルへ切り替え易いので、より実戦的でもある

 

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その他に、腕にスパイラルをかけずにレイアップするパターンもある

 

これは

下半身の筋力を最大限に活用してレイアップしたい場合

⑵逆に、上半身主体の動きでボールに強いサイドスピンかけたい場合

…に、使用される

 

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f:id:tamano3tv:20210703083222p:plain次に、リリース時の掌(てのひら)の動きについて解説する

 

 

 

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ボールにトップスピンをかけたい場合や、片手でバスケットボールを把握できるくらい手が大きい選手ならば、人差し指と中指の中心がゴールへ向く様にリリースする事を推奨する。

 

 

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片手でのバスケットボール保持が困難で、かつスピン量を抑えたレイアップがしたい場合は…

 

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親指」と「人差し指と中指の中央」の2点を結んだ線(イラストではグリーンの線)の垂直二等分線(水色の矢印)がゴールに向く様にリリースするとスピン量を抑える事ができる。

 

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