🏀クイックシュートの打ち方
僕らが現役の頃は、空中で静止状態を作り、そこからツーモーションでシュートするフォームが主流だったけれど
今はディフェンスレベルが上がったせいで、このスタイルだけだとブロックされちゃう可能性が高い
だから今はフェイダウェイかフェイダウェイ気味にシュートするか
ワンモーションでクイックにシュートするのが主流だよね
…というわけで今回はクイックリリースでシュートするポイントについてまとめてみた
[目次]
ポイント1
速さと早さについて
クイックリリースを改善する際にまず重要なのは
二種類の「はやさ(速さ/早さ)」を
きちんと理解する事だ
速さとは物理的な速さの事で、早さとは時間的な早さの事
皆さんが抱えている問題は速さと早さのどちらだろうか?
ポイント2
速さのトレーニング
スクープスロー
まずは「物理的な速さ」について
速さは更に
・スピード(Speed)
・俊敏性(Agility)
・敏捷性(Quickness)
・スピード持久性(Endurance)
に分けられるのだけど
シュートの速さを鍛えるには敏捷性(Quickness)を鍛えるのが効果的で
そのなかでもメディシンボールを使ったスクープスロー(Scoop Throws)が
シュート速度を上げるには一番適しているんじゃないかな?
クイックリフト
あとはクイックリフトもおすすしたい
クイックトレーニング実施時の注意
スクープスローもクイックリフトも
はじめは重いウエイトでやる必要はない、子供ならば尚更だ
メディシンボールが重ければバスケットボールでやっても良いし
ウエイトのシャフトが重ければ、モップやほうきの柄で代用してもいい
はじめに大切なのは速度よりフォーム習得だ
ポイント3
早さのトレーニング
ただ、大抵のクイックシュート実施には、速さ以上に早さについて問題を抱えているケースが多い
まずは皆さんのシュートローテーションを確認しよう
例えば
➀パスを貰って
②ボールを見て
③縫い目を確認して
④前を向いて
⑤ゴールを狙って
⑥シュートする
もし皆さんのシュートローテーションがこんな感じならば、ブロックされるのも無理はない
昔は3Pシュート限定でこんな選手がいたけどね
(ヾノ・∀・`)今のバスケじゃあ絶対ブロックされちゃう
推奨するシュートローテーション
僕が推奨するシュートローテーションは
➀(パスを貰う前に)ゴールを見てシュート距離をイメージする
②パスを貰った時点でシュート体制を取る
③…で、(シュートを)打つ
以上、3~2モーションで、シュートすることだ
「ヽ(`Д´#)ノできるかー!!」とか言われそうだけど
これが出来ないと、入る入らない以前の問題で、シュートが打てない
林咲希のケース
シュートローテーションが途轍もなく早い選手のひとりが林咲希選手だ
👆の動画での
00:41:17 からのプレーを見てもらいたい
林選手は
➀00:41:20の時点で、自分にシュートパスが来ることを予見して、ゴール位置を確認しながらバックステップを開始する
②00:41:22の時点で、完全にシュート体制を整える
③00:41:23 空中でパスを貰い、着地した時点で「あとはシュートするだけ」の状態となっている
実質、パスを貰ったあとの動作は「シュートする」の1動作だけ
これが世界基準のシュートモーションだ